プレイした感想

かつての…小学生のときの自分はこのゲームの10分の1くらいしか遊んでいなかったのだなぁというほどのボリュームを感じました。
(クジンシー倒して運河クリアしたらあきらめた)

伝承法によって最初の皇帝から最終皇帝まで長い帝国暦を七英雄を追って進めますが、
途中には七英雄とは関係ない火山噴火阻止や、カンバーランド平定の話なんかがあって
今で言う「スカイリム」や「オブリビオン」「フォールアウト」シリーズのような自由さが感じられました。

選択によって火山を噴火させるも阻止するのもプレイヤーの手にゆだねられている点も良いです。

カンバーランド編は、困ったことに私の場合『時が止まるEND』になってしまったため
地域収入を得られなくなってしまったのが惜しかったです。
1000年たってもトーマは元気でした。
(トーマを助けた後、最後は悪人を討伐するとイベントが終了するときに国外に出ると要塞が立ち入り禁止になって
ホーリーオーダー兄弟+末弟が永遠の命を得る)

このときは、まぁしょうがないかと思ったのですが…
後に面倒なことになりました。


七英雄の一人「ボクオーン」の地上戦艦へ挑むために帝国大学を建設して
サリーちゃんのパパみたいな頭の仲間『軍師』に助言を請おうとしたら何も言われず…。

調べてみても、『カンバーランドが滅亡している場合はできない』とあるだけでしたが、
別にカンバーランドは滅亡してなく…、トーマたち3兄弟が不老不死になっているだけだというのに…とかなり悩みましたが
本当のフラグは『カンバーランドを統治下におくこと』だったので軍師の策が使えず、生身で挑むハメに。
2段斬りと格闘家の攻撃でなんとかしのぎました。

施設建設の物価が高かったり、装備品開発の費用が高かったりすること以外はわりと自由で良かったです。

七英雄の真実とか、オアイーブ(伝承法を教えてくれた人)とか、なかなかに秘められた謎があって妄想が働きます。

伝承法も同化の法も同種のもののようなので、ある種皇帝も七英雄のような存在になっていたと考えることもできます
(人間型のノエルが近い感じ)


古代種は七英雄を始末する気で皇帝(人類)に伝承法を渡し、これを始末させましたが
かつてのアリモンスター軍団も七英雄に始末させ、さらに今回の問題も直接関係のない人類種に責任を丸投げするあたり
古代種は相当アレな人たちなのだろうかと思ったりしてしまいます。
(古代種も旧同化の法が使えるはずなので、ある程度は人知を超えた存在になれるはずなのですが)

山を越えた先、全体MAPの一番東に忘れられた町があるので、
もしかしたら居残った古代種は「日本人」で
七英雄の名前は、長すぎる寿命で本名を忘れてしまって
かつての地名からとってあの名前なのかなあと思ったり。

あの名づけが、ゲーム世界内的に意味のある名前だったかもって考えると面白いですね。

七英雄に志願した新宿代表だからクジンシーと呼ばれるようになった前田だとか…鈴木…とか。



最終皇帝編になったときの帝国暦が
「2015年」で驚きました。
ラスボスはHPがかなり高かったです。
皇帝は不動剣、イーストガードは無明剣、インペリアルガードは無双三段をしながら毎ターン軍師が光の壁を使いつつネレイドがエリクサーで勝てました。


昔プレイしたことがあるゲームなのに、昔進んだ部分がかなり序盤だったので新鮮な気持ちで遊べました。

希望としては
いつでもメニューから帝国暦と代々の皇帝を確認可能にしてリメイクしてくれないかなぁと思います。
アプリ版ではクリアしていなくても強くてニューゲームができたり、七英雄をくるしめたアリ女王の本気モードと戦えるらしく
アプリ版をVITAか3dsに移植してくれないかなぁとか思ってしまいます。(BGMはどうなのか分かりませんが)
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